バタフライ効果

蝶が起こした暴風が勝負の運命を変えることもある

SMシーズン7使用構築【最高2050】エレキフィールドを乗り越えた(かった)ビビヨン

今回もビビヨンと共にレートに潜りました。

 

 

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ウルトラサンムーン初のレートでも、2000越えを達成することができました。

サンムーン時代よりも良い結果を残すことができて、とても嬉しかったです!

ですが、これはインフレ前の記録なので、あまり参考にできるものではありません。

一瞬でもここに立つことができた、という記録として見てみて下さい。

 

 

 

・ウルトラサンムーンになって

新しいUBのスペックだけ見ると、どれもビビヨンにとってはしんどい内容だったので、USM環境が始まる前は絶望しかありませんでした。

ズガドーン・・・S早い。燃える。無理

ツンデツンデ・・・暴風1/4。ロックブラストで落ちる。絶望

アーゴヨン・・・S下げたら大丈夫そう

なんて思っていました。

 

が、実際始まってみると

ズガドーン・・・いない

ツンデツンデ・・・いない

アーゴヨン・・・めっちゃ加速してくる

 

という感じでした。蓋を開けてみないと全然わかりませんね。

 

 

というわけで、こんなので潜っていました。

SMシーズン6とあんまり変わってません。メガスピアーアーゴヨンの代用。

 

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【コンセプト】

せっかくなのでUSM要素を入れたい。

 

 

【経緯】

オニシズクモねばねばネットを習得(7世代要素と言い張る)したので、ねばねばネット+ビビヨンの選出をしたくて採用。

ゲンガービビヨンクレセリアの並びとガルーラがまだ戦えると思ったので、前シーズンから継続。

そこからはメガメタグロスで上からアイヘを打っていたのですが、ビビヨン選出できない時の選出がうまくできなかったので、2メガをやめることに。

一瞬でも上を取っている状況それ自体が優位になるポケモンって何かいないかなあ・・・と、アーゴヨンによくボコられていたのを思い出し、アーゴヨンを入れてみたらだいぶしっくりきたので、そのまま戦い続けることにしました。

 

 

 

というのは半分本音で半分は建前。

 

 

 

【コンセプト(本音)】

コケコがいてもビビヨンを出して勝ちたい。

 

 

【経緯】

ねばねばネットは地に足が着いていないとSが下がりません。

ビビヨン展開のためのS操作は、見えているとまず対策されます。

 

オニシズクモ+ビビヨン

を見たら、ネットでのS操作からの展開を考えるはず。

また、オニシズクモは受け出しの効かない高火力を持っているので、何もさせずにオニシズクモを始末したいと思うはず。

 

と、わかりやすい戦術を匂わせることで、初手にコケコを呼ぼうと考えました。

「相手のコンセプトを崩壊させられる有利対面」を前にしたら、誰でもeasywinがよぎるはず。そこで半減実からのミラーコートでコケコを撃破。

オニシズクモが落とされて残り3ターン。

ガルーラやクレセをワンパンできる相手は限られるので、繋ぎでSを下げている間にエレキフィールドは消えます。つまりビビヨン対策が消えます。

あとは満を持してビビヨンが登場。

 

また、飛行タイプ(ランドやマンダ)を誘導して、ゲンガーの凍える風とガルーラの封じ&冷Bを通しやすくすることも考えました。

ゲンガーは相手を削りながらSを下げ、ガルーラは不意の4倍弱点で相手の数を減らし、ビビヨンアーゴヨンの起点を作って落ちてもらう。後は言うに及ばず。

 

こんなことをやってたら、瞬間で2050まで行くことができました。

 

が、それから急降下。環境の変化か、プレイヤー性能か、このパーティは上位の世界から消えていきました。2050→1700は間違いなく運負けではありません。

 

 

 

【単体考察】

 オニシズクモ@ソクノの実 すいほう

いじっぱり HA252残りD

 ねばねばネット アクアブレイク 凍える風 ミラーコート

 

このパーティの印象操作の要。

ビビヨン入れてて体感選出率100%のカプコケコを更に呼びやすくする

・コケコを先発にさせたくする

ランドロスとマンダを出したくさせる

・できそうなら本当にネットを撒いて後続が上から殴る形を作る

・カバやバシャを先発にすることのプレッシャーを与える(与えられていたかは微妙)

全てはねばねばネットの遺伝のおかげでした。

 

が、このオニシズクモが何ターンも活躍したことは殆どなく、ミラコを打つか、ネット撒くか、出落ちかの3択。

実際に初手でどう動くかを試す機会がまるで無かったので、運用も調整も含め、改善の余地が沢山あったと思います。

そして、数値や特性を見ても、色々な使い方の可能性があるポケモンだと思いました。

 

瞑想コケコ、壁張りコケコはともかくとして、物理コケコには悲しいほどに無力なので、そこのところの見極めはとっても重要。

コケコ+ミミッキュの時はボルチェン+皮でミラコ受けられるのが怖かったので、ネット撒くことから考えました。

コケコ+マンダの時はビビヨン選出を諦め、初手にはゲンガーやガルーラ。

ただ、ここが臨機応変といえば聞こえはいいですが、つまりは決め事があいまいで再現性が無く、不安定になったのは否めないところです。もっと煮詰められたら、もう少し活躍させてあげられたのかも。

煮詰めようと潜っていたら、ついにはコケコが初手で出てこなくなったので、相手依存の戦い方には限界があることを改めて思い知らされました。 

 

 

ゲンガー@襷 呪われボディ

臆病 135-*-81-182(252)-95(4)-178(252)

凍える風 シャドボ ヘド爆 挑発

 

前のシーズンからの継続。

飛行タイプに抜群をとるために生まれ、99%初手に出して凍える風を打つゴーストタイプ。でも、想像以上に刺さります。

やっぱりメガゲンガー前提で動いてくれるので、凍える風がとっても刺さってくれます。対面からミミッキュを持っていったりもしてくれました。

初手から全く交代せずに、2.5匹持って行ったこともありました。本当です。

でも基本はビビヨンの前座。

 

 

 

ガルーラ@ガルーラナイト 肝っ玉→親子愛

勇敢 207(212)-127(4)-101(4)-92(252)-105(36)-99

※メガ 207-160-121-112-125-108

岩石封じ 冷凍ビーム 大文字 地震

 

7世代の相棒、謎のガルーラ。前のシーズンからの継続。

岩石封じ→冷凍ビームで数多の飛行タイプを葬った物理ポケモン

下からの冷凍ビームは19%で相手を凍らせます。この数字は悪波や滝登りのひるみと変わりません。

かつ、受け出された時にも判定があるので、可能性にすがるこの構築の象徴でした。

 

 

 

 

クレセリア@ゴツメ 浮遊

図太い 227(252)-*-189(252)-95-150-106(4)

凍える風 瞑想 月の光 サイコショック

 

前のシーズンからの継続。

前よりも選出機会は減りましたが、中々手放せません。

グロスがいるときは選出してました。

クレセをエースとして使う機会は前より減ったように思います。 

 

 

 

 

アーゴヨン@ドラゴンZ ビーストブースト

臆病 CS252残りD

流星群 ヘドロウェーブ 悪巧み 大文字

 

やっぱりビビヨンを選出できないときの苦肉の策。感覚的には眠らせないビビヨン

ヒードランをほぼ確実に連れてきます。

思ったより火力が足りなくて泣くことも多く、悪巧みを積む暇は殆ど無かったです。

 

 

 

 

ビビヨン@たべのこし 複眼

臆病 161(44)-*-97(212)-110-70-155(252)

眠り粉 暴風 みがわり 蝶舞

 

前のシーズンからの継続。

XYからずっと使っているビビヨン。時には前座の活躍を陰で支える。

勝ち確からの運負けを代償に、自らの手で全てに勝つ可能性をもたらしてくれます。

1舞からさっさと相手を始末したいケースが多かったので、たぶん今はCSの方が使いやすいと思います。

 

 

【選出】

 

・ゲンガー+ビビヨン+クレセリア

基本選出。相手がSでビビヨンを対策しているときはこれで戦っていました。

終盤になると、この選出が相手に見えていて負けた試合が多くなりました。

 

・ゲンガー+ガルーラ+ビビヨン

ガルドやドランなど、クレセが基点にされそうな時はこれ。

 

オニシズクモ+クレセorガルーラ+ビビヨン

コケコがいて、マンダとミミッキュがいない時。

 

オニシズクモ+ガルーラ+アーゴヨン

ネットでSを下げて、アーゴヨンで上から殴りたいとき。

 

・ゲンガー+ガルーラ+アーゴヨン

オニシズクモビビヨンも活躍できなさそうなときに。苦肉の策。

 

 

 

【辛い相手】

 

・激流ゲッコウガ

基本選出のゲンガービビヨンクレセリアの並びは、この1体に何もできずに破壊されます。

凍える風では身代わりを割れない。クレセは有効打無し。ガルーラは激流水Zで飛ぶ。

激流でも変幻自在でも、ビビヨンを使う以上Sを下げなければいけないが、それを判断するすべがこちら側に無い。

かつ、先発でも後発でもつなぎでも、頃合を見て出しやすく、色々なところに潜んでいるので、身代わりを張られたらもう負けてしまう。

 

こいつが無視できなくなってきた頃、このパーティは1勝3敗ペースで勝てなくなりました。

 

・コケコ+ゲッコウガ+マンダ みたいな

なんだかんだ言っても、やっぱりコケコは辛い。

後続にコケコを出されると、エレキフィールドで対策してもビビヨンを押し通す手法は崩壊してしまいます。

常に上から殴り続けられると、やっぱりどうしようもありませんでした。

 

アーゴヨン

ビビヨンよりS2段階上昇分のすばやさを作られると、ガルーラの岩石封じ以外ではどうにもできなくなります。

 

バンギラス+ナットレイ

このパーティの物理技はオニシズクモアクアブレイクとガルーラの岩石封じと地震しかありません。このうち、バンギラスの脅威になりえるのはアクアブレイクしかないのですが、オニシズクモは上からの岩技で吹き飛んでしまうので、自由に仕事をされてしまいます。

 

・雨+ナットレイ

濡れてて燃やせません。

 

・S操作後に早いポケモンの後だし

S下げる、相手もS下げる

相手落とす、裏出てくる

(ビビヨンに有利とれる相手が出て来て)こちら落とされる

負ける

 

シンプル極まりないのですが、これに普通に負けです。

レートインフレが叫ばれる頃になると、相手パーティのSが全体的に早くなっているように感じました。ビビヨンも増えたようで、慣れてきたのかもしれません。

 

 

【シーズンを終えての反省】

率直に言って、最高記録を達成したのに、その後が全然すっきりしたものにならず、後ろ暗いシーズンになってしまいました。

 

インフレ前の早い段階で2050までいったのは本当に出来すぎだと思ったのですが、そのあとが続かなかったので、気落ちする時が多くなり、最後まで戦い続けることはできませんでした。

インフレシーズンと称され、当たり前のように2000達成が散見される中で、「2000に行けない」ではなく「前いた場所に戻れない」ことは、ただただ辛かったです。

 

挑んでいる間は、試行錯誤が楽しかった。負けても前に進んでいた。

 「挑む」が「戻す」になり、そして勝てなくなってからは尚更レートの数字ばかりが気になって、上手くなることより、上にいることを考えるようになってしまいました。前には進んでいなかったのかもしれません。

 

2シーズン続けてビビヨンで2000帯を戦うことができたことは良かったです。

これが二度と叶わぬ夢にならないように、もう少し頑張りたいですね。

 

次こそは、2100はともかく、最後まで高いところで戦えるように頑張りたいと思います。

【所感】ビビヨン側から見たビビヨン対策について

サンムーンでレート2000行った記念に構築記事を書いたら、自分の想像を上回るアクセスをいただけました。
ありがとうございます。

私はXYから現在までビビヨンを使っています。
使いこなせているかどうかはともかく、ほぼビビヨン入りしか使っていません。
1回くらい離れてみても良いのかもしれませんが、ビビヨンがいないとパーティを作るイメージが湧きません。

自分はそんなに細かい調整を考えてレーティングバトルをしていないので、ここから先の話はあくまでも自分の感想となります。対戦をしていて心に残ったことの整理みたいなものです。

シングルにおけるビビヨンの強さは「対策されてない相手にはほぼ勝てる」ことと「自らの手で全てに勝てる可能性がある」ことだと思います。
極端な話ですが、ビビヨンで勝つことだけを考えたら、対策の有無だけを気にしていればよくて、他の数値は殆どどうでもよくなります。ビビヨンより早いか遅いかだけ考えていればなんとかなるので、考えるポイントが少なくて気楽だなーとも感じます。

ビビヨン対策が無ければ、ビビヨンは全てに勝つことができると思っています。
ですが、当然ながら無数に対策が存在するので、
ビビヨンの使用率は「たまに熱狂的なファンがいるインディーズバンド」みたいな感じになっているのかなと思います。


ここからは、ビビヨン使ってて出会った対策についての個人の感想です。
その前に、自分がよく使う呼称を纏めておきます。

粉:眠り粉。痺れ粉はそのまま「痺れ粉」
舞、蝶舞:ちょうのまい
積み:蝶舞を積むこと。
本体:ビビヨンのこと。
裸:身代わりが無い状態で、身代わり以外の行動を取るときの文脈で使います
素:蝶舞を積んでない状態。
即起き:眠らせた次のターンで相手が起きて行動すること。


ここからが対策の話です。
そんなにたいしたことは書いてません。自分用のまとめみたいなものです。


・S実値155以上のアタッカー
大前提ですが、ビビヨンは上から殴られたら負けます。Sを下げる手段が必要と言われるのはここから。


・コケコ
催眠対策筆頭①
エレキフィールドが残っている間は寝ません。
それ以上に、コケコはS種族値が130もあり、暴風が半減。
相当な条件が揃わないと勝てないと思います。


・レヒレ
催眠対策筆頭②
ミストフィールドが残っている間は状態異常になりません。
ただしレヒレの火力はそんなにないので、蝶舞積んで殴り合ったら勝てないこともありません。
忘れがちですが暴風で混乱は引けません。挑発は勘弁。


・草タイプ
かつて、とある茸がやりたい放題やっていたおかげで、草タイプは粉を無効にできるようになりました。
粉で寝ない相手には本体を殴られてしまうので、よほどのことがない限りビビヨンは病院送りになります(死ぬとは言ってません)


ナットレイ
草タイプの中でも突出して辛い。
ナットレイは暴風に耐性があり、種ガン以外の返しの一撃が致命傷になります。
相当舞ってないとビビヨンは暴風で確定二発を取れません。やどりぎなんて入ったら目もあてられない。


・ラム
粉を撒いても起きて返しの一撃を食らって負けます。
ただし、この対策は1度だけしか使えません。


・防塵ゴーグル
ごくごくたまにいます。
粉が弾かれるので眠りませんし、こちらは防塵ゴーグルを想定して粉を撒いたりしません。
混乱の奇跡にかけるしかありません。


・不眠
2回しかであったことがありませんが、不眠持ちには粉が入りません。
そして、不眠持ちでビビヨンの身代わりを壊せないポケモンはたぶんレートにいません。
ヤルキモノと死闘を繰り広げたことがありましたが、その時は暴風混乱を引けなければ負けでした。
なやみのタネを使うと不眠になるらしいので、私は補助技になやみのタネを採用することは多分ありません。


・加速
言うまでもなく、追いつけなくなります。
ただし、全ての加速持ちに対して暴風は抜群で入ります。
USMになって、ビーストブーストによる加速も出てきたので、追いつけるかどうか不安になってきます。


・寝言
身代わりを張るときはいつも、寝てるか起きるかをドキドキしながら相手のターンを待つのですが、寝かせて安心したら技が飛んできます。
寝言が発動したらおはよう寝言しか隙が無くなってしまいます。


・連続技
氷柱や岩を投げられたら身代わりを超えて本体にダメージが入ります。種ガン以外の連続技は基本的に致命傷です。
この技の恐ろしいところは、眠らせられても起きて1発入れればビビヨン側が逆転負けすることです。
暴風確定3発くらいの耐久があるポケモンなら、催眠対策する気が無くても突破されてしまいます。


・貫通技
スキンハイボやすり抜け。
身代わりを貼らずに相手の攻撃を裸で受け止める度胸が試されます。
ズガドーンよりもシャンデラ。カプテテフよりもメガサーナイト
ただし、貫通技の殆どは特殊技です。


・先制技
二回殴れば本体にダメージが入ります。
ただし、ビビヨンに痛手になる先制技は全て物理技です。
疾風の翼はもうめっきり見なくなりましたね。


・スカーフ
S調整を覆す基本的な手段。
ビビヨンは基本的にそこまで早くないので、スカーフ巻いてればだいたい抜かせます。
基本的に想定外の一撃なので、ビビヨンにとっては致命傷になり得ますが、パーティにとっての清涼剤にもなり得ます。


ニトロチャージ
XY時代に比べると、リザードンの代名詞みたいになってる気がします。
身代わりを壊しながらS調整をひっくり返します。
蝶舞や身代わりが無駄な行動になった瞬間、相手の押しミスを祈るしか無くなります。


・上からの身代わり
身代わりには粉が入りません。
上から身代わりを張られているので、次のターンは上から殴られます。
素の状態のビビヨンメガゲンガーと対峙したら、身代わりと他の行動とのじゃんけんが始まります。


・自ら状態異常になる
ポイヒや火炎玉ミロカロスなどです。
暴風で相手を吹き飛ばす準備が間に合う前に場に出されることが殆どです。


・吠える吹き飛ばし
蝶舞をリセットされます。ステロが撒かれてたら、体力次第では受け出しもできなくなります。
ただし、ビビヨン1体なら吹き飛ばされません。


・挑発
暴風以外打てなくなります。
Cに振ってるビビヨンなら誤魔化せるかもしれませんが、そうでないビビヨンは混乱を祈るしかなくなります。


・金縛り
あまりありません。
暴風を打てなくなります。補助技で時間を稼げるならあまり怖くありませんが、


・アンコール
補助技をアンコされたら大きな隙ができます。
が、対面の相手次第では誤魔化せるかもしれません。まず間違いなく引くのですが。


・防塵
粉が入りません。
防塵とわからない防塵はとても悩ましいので、ジャラランガはもっと別の方向で強化して欲しかったです。


・草食
粉が入りません。昔は草食マリルリによく泣かされました。


・マジックミラー
粉が弾かれます。
マジックミラーが後ろに控えているだけで、対面の相手に裸では粉を撒けなくなります。
選ばれていないエーフィの影に怯え続けています。


・やけど、毒
スリップダメージがあると無限ビビヨンは有限になります。
ビビヨンは基本死に出しなのですが、自身に無効タイプもあるので、誰かしらの地震に受けだししようとドヤ顔で交代したら、どくどくを入れられて発狂したことがありました。


・ステロ
即起きに対応できる回数が4回から半分になります。


・呪い
使用率1位の超トップメタのおかげでよく遭遇します。
毎ターン1/4体力を削られます。
相手の体力が半分になるので、殆どの相手が暴風圏内になります。


・飛び出す中身
落とした相手の残り体力の分だけ、本体の体力を削られます。
私はナマコブシ対面で天然は全く警戒していません。


・PP枯らし
暴風は16回、プレッシャー持ち相手だと8回しか打てません。
暴風半減のプレッシャー相手(サンダーとかライコウとか)には、目一杯積まなければ、等倍4回分のダメージしか与えられません。


・トリル
遅いやつが先に動けます。なんとかして時間を稼ぎましょう。


・悪戯心
電磁波も毒も身代わりも何もかも先制で打たれます。
ビビヨンは本体の無事が確保されないと本当に苦しい純粋無垢なポケモンなので、悪戯心の前では無力です。


・暴風半減以下タイプの身代わり
1度眠らせても、起きたときに身代わりされたら優位関係が逆転します。起きる前に等倍以上になるまで積むしかありません。


・ボルチェンからの高速アタッカー
身代わりを割ってから上をとる動き。
ビビヨンが積みきれてないと辛くなります。


・晴れ
対策?と思っていたのですが、どうも晴れ状態だと暴風の命中率が下がるようなのです。
寝てるリザYに暴風4連続外して負けて泣きました。


・光の粉
そもそもの前提が「98.5%粉を当てる」ことから始まっています。
無限の可能性を押しつけてやりましょう。


個人的に出会って記憶に残っているのはこんな感じです。

見てわかる通り、対策は組み合わせが可能です。1つならともかく、2つ3つが組合わさると、そう簡単にはいきません。
何かの次いでで対策できる内容もありますし、構築の強さがそのままビビヨンの対策足りえることも十分にありますよね。

また、相手の降参以外、試合時間は長めになります。
そのため、回線切れや電池切れのリスクも高まります。

そして、自分が一番ビビヨンを使っていて感じることが
ビビヨンの全抜き性能というのは、高火力や高速ではなく
「眠り粉を98.5%の確率で当てて」
「相手が2ターン以上眠っている間に」
「必要に応じた蝶舞を積みきって」
「暴風を91%の確率で当て続ける」
ということです。

一応、ウルトラサンムーン環境でもレート2000を達成することができましたが、それまでには多くの運負けと運勝ちがありました。
勝ちまでのルートが見えている状態で運負けを喫することが、本当によくあります。
数%の割合で、どんな局面からも勝ち確を負け確にひっくり返すのもビビヨンの現実だと思います。


上記の全てを掻い潜れば、ビビヨンは全てに勝つことができます。
逆に言えば、これらを掻い潜れなければ、ビビヨン選出は敗北に直結します。
それでもなおビビヨンを使って勝ちたいと思うか、ビビヨンを使うことが割に合うと思えるかどうかなのかな、と思います。
ここまでのめんどくさいリスクを抱えるビビヨンは、個人的には「害悪」ではないと思っています。

SMシーズン6使用構築【最高2001】まともなビビヨンと変な取り巻き

初めての構築記事を書きます。

 

【はじめに】

XY時代からビビヨンを使ってレートやっていましたが、しばらく対戦から離れていました。サンムーン環境になり、ビビヨンが活躍しているのを多方面で目にして、復帰した次第です。

努力値振りの方法を思い出すところからスタートした私の知識は相当アバウトです。仮想的に対するダメージ計算についての記述は勿論、深い考察もありません。

 

それでもレート2000まで行けた記録として残したいと思います。

 

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パーティ表示は上のようにしていましたが、採用順の

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で解説していくことにします。

 

【経緯】

元々、対策を掻い潜って上を取れば勝てるビビヨンが好きで、XYからずっと使っていました。

ビビヨンには襷持ったS操作役(とパッと見わからなさそうなポケモン)からの展開が必要だったので、まずゲンガーが入りました。

次に、ビビヨンに対する早い高火力ポケモンに対して、受け出してからの再展開ができるクレセリアを採用。この3体を基本選出にしました。

この並びがパッと見て浮かないように、ビビヨンと同じくらい長年使ってた岩石封じ(に色々仕込んだ)ガルーラを採用。

ビビヨン対策として有名だったコケコとレヒレを火力増強のエサにしたかったのでデンジュモク

デンジュモクが早くなったら強いんじゃないかと思ったので、分身バシャを使ってましたが、カバに完封されたので草Z持たせたバシャを入れたらレート2001になりました。

 

【個別解説】

 

f:id:excela:20171109200641p:plainビビヨン@たべのこし 複眼

臆病 161(44)-*-97(212)-110-70-155(252)

眠り粉 暴風 みがわり 蝶舞

 

XYから使い続けてきたビビヨン

粉撒いて身代わりして羽ばたけば勝ち。対策されなければ9割勝てる蝶。

Bにがっつり振って先制技を耐えて奇跡を起こす。相手のS調整を邪推したくなかったので最速。

いけそうなら身代わり無しでも蝶舞したり、詰まずに素で暴風したりしました。無限ビビヨンの体力は有限なので、時には不十分な体制で対面の相手を突破しないと、勝てるところで負けたりします。

どんなに追い込まれても暴風混乱で敗北の運命を捻じ曲げられるので、最後まで諦めてはいけない。

ラス1ビビヨン(体力1)から、無傷の挑発サンダーを起点に3タテしたこともありました。

  

f:id:excela:20171109201832p:plainゲンガー@襷 呪われボディ

臆病 135-*-81-182(252)-95(4)-178(252)

凍える風 シャドボ ヘド爆 挑発

 

Sを逆転させて倒れる役。呪われボディで敗北の運命を捻じ曲げる。

選出した試合は殆ど先発で初手はこご風。

メガ前提で突っ張ってくれる相手が多く、仕事できないことが殆どありませんでした。

Cぶっぱのダメージが嬉しい。交代を繰り返す相手がじわじわ削れていったのが強かったです。

倒れてからが本番なので、技選択に悩まないのも良いです。

 

f:id:excela:20171109201850p:plainクレセリア@ゴツメ 浮遊

図太い 227(252)-*-189(252)-95-150-105

凍える風 瞑想 月の光 サイコショック

構築記事を書いてる今になって、Dに振った努力値4を無駄にしてることがわかりました。個体値30だったの放置してたみたいです。

 

高火力を無理やり受けてSを下げる役。

志摩さんのブログで使われていた技構成を使わせていただきました。

(ある意味、このクレセリアがレート復帰のきっかけでもあります)

受け出しからのこごかぜでビビヨン再展開を可能にした唯一無二のすごいやつ。自ら積んでエースにもなったり、ゴツメでミミッキュの影うちを受けたり、瞑想積んでそれとなく体裁を整える、このパーティの苦労人。

襷が削れていないガッサに対し、胞子を受けてから頑張って起きて強引に削りを入れたりもしました。

ビビヨンが積極的に身代わり無し蝶舞や積まない暴風を打てたのは後ろにいたクレセのおかげ。

ただし起点にされて負けるのもクレセの役回りなので、そこは気をつけなければいけませんでした。

 

f:id:excela:20171109201836p:plainガルーラ@ガルーラナイト 肝っ玉→親子愛

勇敢 207(212)-127(4)-101(4)-92(252)-105(36)-99

※メガ 207-160-121-112-125-108

岩石封じ 冷凍ビーム 大文字 地震

 

岩を投げてから4倍弱点をつく役。

シーズン1のときに作ってたらしいメガガルーラ。無補正ガルーラにしようか迷いましたが、なんだかこのガルーラが妙に使いやすかったので、そのまま最後までおつきあいしました。

自分でも良くわかっていない調整。臆病コケコのZ10万耐えて、冷凍ビームでガブを落とせるみたいですが、それを知ったのが今なのでどうしようもありません。

 

ガルーラに対して、後ろからマンダやランドが本当によく出てくるのですが、初手で投げた岩に当たった後の冷凍ビームでだいたい落ちていきます。

そもそも、このパーティには物理技が2つしか無いので、威嚇もちに引いてくれる行動それ自体が爆アドになります。

 

とにかく相手の受け出しをこちらの優位に変えてくれました。

サンダー、ギャラ、ヒートムが岩に当たって落ちていくのもよく見ました。

岩を受けた後のヒードランやジバコが地震で落ちていくのもよく見ました。

舞うハッサムやガモスも無償で落ちました。グライオン相手でも戦えます。

 

Sが下がった状態でビビヨンデンジュモクに繋げられれば良いので、困ったら岩を投げればなんとかなりました。

クレセに対するゴースト技を受けてから落ちるまで岩を投げ続けるとかもしました。

ただし普通のガルーラで勝てる相手には勝てません。そういう時は火傷と氷で運命を捻じ曲げるしかありません。また、とても遅いので、等倍相手だとだいたい殴り負けます。凍りつくことを祈りましょう。

 

f:id:excela:20171109201835p:plainデンジュモク@バンジのみ ビーストブースト

控えめ 161(20)-*-92(4)-235(164)-99(60)-135(252)

めざパ氷 10万ボルト 蛍火 身代わり

 

後述のバシャとほぼほぼセットで選出できたら強かった。相手の選出を絞る要員その2。

どこかで見つけたバトン先になるデンジュモクの調整を使いましたが、調整の中身はガッサ抜きということしか覚えていません・・・

有利対面で身代わり張って殴る。一貫作って殴る。コケコやレヒレ+高耐久がいるときは彼の出番です。というか他に高火力がいない。

催眠術を警戒してくれたおかげで身代わりが読まれなかったり、等倍の攻撃をギリギリ耐えて体力回復からの全抜きなど、数々の逆転を生んでくれました。

バンジの実のおかげで、バトン対策の呪いにも強かったのが地味においしかったです。

 

f:id:excela:20171109201845p:plainバシャーモ@クサZ 加速

 控えめ 155-*-90-178(252)-91(4)-132(252)

ソラビ 火炎放射 身代わり バトン

 

カバルドンに勝ちたい」「そこから加速を引き継ぎたい」「身代わり引き継いだらもっと強いんじゃない?」「ある程度等倍の火力も欲しい」という欲張りな夢を無理やり詰め込んだ変なバシャ。でもレート2000の立役者。

初手は殆ど身代わり。

身代わりを張ると草Zが警戒されなくなるようで、有利対面でもまず身代わりから入りました。というか有利対面でしか戦えません

このバシャが活躍できたのは、メガバシャ、炎Zバシャ、分身バトン・・・といった偉大な先人達の結果のおかげです。

バシャが呼ぶマンダやランドはゲンガーガルーラクレセのお得意様なので、第3の選出誘導枠でもあったのかも。

 

 

こんな穴だらけのパーティで潜っていました。 

 

 

【選出】

誰かでSを下げて粉撒いて身代わり。勝ち。

…とはいかず、ビビヨンはあの手この手の催眠対策をほぼ確実に呼んできます。

それがどんなものかを判断し、いかにそれを掻い潜るかを考えていました。

  

・ゲンガー+ビビヨン+クレセorガルーラ

基本選出。

相手のビビヨン対策を潜れると思った時はこれでなんとかしました。ビビヨンに無抵抗なときもこれ。

ナットレイはガルーラの大文字で飛ばせません。持ってるの気づかれないようにちょっとだけ削りましょう。

 

・バシャ+ビビヨンorデンジュモクorクレセ

初手の草Zでカバやレヒレを飛ばせて、バトン決められそうな時に。バトン決まったらだいたい勝てます。

 

・ゲンガー+バシャ+デンジュモク

ビビヨン出せない受け気味の相手に。蛍火積んで殴れたら勝ちました。

 

ビビヨン出せなさそうなら、デンジュモクを刺すこと中心に、戦えそうなポケモンを適当に選んでました。

 

 

とにかく選出と立ち回りは相手次第でした。まるで参考にならなくてすみません。

まんべんなく選出できたと言えば聞こえは良いのですが、相手依存の戦い方をしていたので、勝ち負けが不安定になったのは否めません。

 

 

【辛い相手】

たくさんいたのですが、印象に残っているものを。

 

・普通に殴られる

この構築の半分は物理受けに対するだまし討ちみたいなもんなので、半端な火力しかもっていません。

1発耐える耐久があるポケモンに上から殴られたら普通に負けます。

 

・ロックブラスト/つららばり

どれだけ眠らせても、起きた時に岩を三回投げられたらビビヨンは地に墜ちます。

クレセの特殊技がショックなので、パルシェンに破られたらどうにもなりません。

巷で噂になってる岩鋼の新ウルトラビーストは、ビビヨン使ってる身からしたら詰んでるとしか思えません。

 

・すりぬけシャンデラ

XY時代に酷使していた彼からデンジュモクに乗り換えたら、最強の敵となって帰ってきました。ゲンガー以外何もできません。

同じ貫通技でも、アシレーヌうたかたのアリアは眠らせて蝶舞を積んで祈ります。

 

 

【意識していたこと】

私の知識は相当アバウトです。デンジュモクの半減10万ボルトと等倍めざ氷はどっちが強いかいつも迷います。あくび状態のままバトンしたらどうなるか確認しておけば、少しは違ったのかもしれません。

 

相手を細かい調整で上回ることはできないので、別のところで上回らなければなりませんでした。ガルーラはその最たるものだったと思います。

配置はメジャーポケモン4体を先にして、ガルクレセみたいな響きを相手に意識させられるように。技選択を悩んだフリをしてみたり。

相手のポケモンの数が減ればビビヨン対策を突破できる場合もあります。

相手に無駄な行動をさせるために、偶然でも良いので、少しでも優位をとれたら、何か大局に影響があるのではないかと思い色々やってみました。

 

 

 

【あとがたり】

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

自分がレート2000を達成できたのは、ビビヨンの単純な強さ以上に、相手の方とのプレイングが噛み合ったり、たまたま自分の読みが当たったり、沢山の運があったからだと思います。

 

 

最後に。

 

サンムーンになって、色々なビビヨン入りを見かけました。

XY時代から「他人のビビヨン構築を見ること」をずっと願っていた自分にとって、これは本当に嬉しいことでした。

こういう刺激を受けられる環境の中で試行錯誤できるのは本当に楽しかったです

もし自分がレート1500のまま変わらなかったとしても、やってて良かったなって言っていたと思います。それで結果もついてきたのは幸運でした。

 

ウルトラサンムーンではどのくらい真剣にやるかはわかりませんが、何か目標が見つかったら、またレートに潜っているかもしれません。その時はお手柔らかにお願いします。

 

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